年末年始休暇で社会人一年目の娘が帰省しました。
娘は金融関係に就職しました。
特に希望してそのジャンルに就職した訳ではありません。
就活セミナーに参加して、その縁で試験を受ける事になり、内定を貰えました。
何社か内定を貰えたうちの、一番良さげな就職先として選んだようです。
企業説明会では、預金を預かる他に商品の販売(株・保険など)があり、販売目標は課すけれどノルマはありません、というような説明だったようです。
私はかつての勤務先に、渉外担当の方が来ていた事があったので、金融関係の企業のイメージは接客業で、女性は内勤・男性は外勤と思っていました。
いざ、娘が就職してみると、金融関係の仕事は営業職オンリーだそうです。
娘は窓口の後方支援の事務のイメージが強かったそうですが、今は男女の隔たりがなく外回りをし、金融商品や保険勧誘などさせられているそうです。
売上目標を勝手に決められ、到達しないとやはり上司から嫌味を言われるそうです。
月1ペースで資格試験を受けさせられるし、それに向けてしたくもない勉強をしなければいけない。
自分の時間がどんどん削られるし、そんな思いをしても、試験に合格しなければまた上司から嫌味を言われるそうです。
かなりイメージと違った、金融関係の仕事。
上司が娘の事を良く思っていなくて、批判したり無視したりするそうですし。
心の疲弊度合が厳しいので、春には辞めたいと言っています。
少し病んでしまい、通院もしているようなので。
これからの長い人生、心を病んでまで続ける事もないかと思います。
これから転職活動して、一社申し込みをすると言っています。
短い年末年始休暇が終わるので、拠点に戻って行きましたが、

仕事したくないな〜。
めんどくさい。
気が重いねぇ(⚭-⚭ )
と言って拠点に戻って行きました。
あまり子供の見方になってくれない夫が、娘の職場の状況を聞き、珍しくそれなら辞めてもいいのでは?と言ったようなので、娘は少し気が晴れたようです。
仕事って、働いてみないと分からない事ってたくさんありますからね。
その職場の雰囲気や内容、上司などの人間関係など、合う合わないはどうしてもあります。
ついていた・ついてなかったのレベルの話で良しでしょう。
それと、大学を出たからといって、学んだ事を直結させた就職を親は望みますが、それも考えを改めなくてはいけないと思います。
学んだ事を生かした仕事ができるのはとてもいいと思いますが、結構難しいです。
それに囚われて子供の就職の選択を批難してははいけないと思っています。

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