国立大学のAO入試について

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生活関連

我が家には高校3年生の娘がいます。

大学へ進学したいという事で、受験をしました。

おかげさまで運良く早期に合格し、進学準備が早くから始まりました。

まだすべてが終わってはいないのですが、親目線から見た途中経過・見込みを交えて備忘録します。

国立大学のAO入試について

志望校を決める

娘が受験する大学を本格的に決めたのは3年生になってからでした。

現代社会と文化の科目が得意で、子供会で地域の民俗芸能を習ったので、大学では日本文化を勉強したいと言っていたのですが、日本文化系だ私立大学か、レベルの高い国公立大学しか学ぶ事ができません。

私立大学は私達親の意向で学費等の工面が難しい…と諦めてもらい、国公立大学は娘の学力では及ばない、という事で、学ぶ学科を再検討しました。

社会系というのは変えず、地域や街づくりを学ぶ学科のある国公立大学を受験する事に決めました。

受験形式をどれにするか?

娘は頑張って勉強しているのに、あまり成果の上がらないタイプでした。

定期考査で成績は中の下、模試でも志望校はE判定が続いていました。

高校2年間と3年1学期までの評定もそこそこという感じ。

国公立大学の一般試験では太刀打ち出来ないなぁ…と本人も自覚し、AO(アドミッションオフィス)入試での受験をする事にしました。

AO(アドミッションオフィス)入試とは

受験科目は小論文・面接(学科試験がある大学もあります)

受験資格は学力評定に制限あり(4.0以上など)

 

AO入試での合格は、なにがあっても入学する事が条件になっています。

辞退する事ができません。

本当に行きたい大学か?学びたい学科か?をよく考えてから受験しないとダメです!

AO入試を選んだ訳

娘は高校で生徒会に属していて、学校行事の企画・立案・プレゼンを幾度となくこなしていたため、人前での発表に抵抗がなく、面接の方が勝負出来るかも!と踏み、担任や学年の先生方にAO入試受験を申し出ました。

評定が受験資格ぎりぎりのため、合格率4割だよ…辞めておいたら?との意見多数で受験のGOサインが校内締切日直前まで出ませんでしたが、娘の熱意で受験に漕ぎ着けました。

AO入試の出願

学校からの受験許可が下り、出願準備に3週間位を費やしました。

願書はすぐに書ける内容ですが、志望理由書の作成に時間が掛かっていました。

文字数1500字、作成した志望理由書を基にした面接なので、文章作成も面接で答えやすいような工夫が必要でした。

ざっくりしすぎてもダメ、詳しく書きすぎてもそれ以上の応答に困るのでダメ、との事でした。

幾度となく書き直して清書していました。

AO入試の受験対策

小論文は過去問を数題説いていました。

小論文対策の担当の先生が付いてくれ、個別添削指導でした。

時間を計ってやって、時間通りに終わらず、論点もずれる事が多く、苦戦していました。

面接は、書いた志望理由書を覚え、発表し、それに基づいた質疑を何十パターンも考え、担任と本番形式で反復練習。

毎日、受験講習のあとに1時間、夜遅くまで2週間程やっていました。

AO入試対策には、講座を利用するのもいいかもしれません。

 

 

 

AO受験対策をしていると、一般受験科目の受験勉強が出来ない!

 

願書出願準備から試験日までの約1ヶ月半は、上記のような対策に集中するため、一般的な受験勉強が出来ない状態になります。

AO入試で見事合格すると問題はないのですが、不合格となり一般受験をする方向になると、この1ヶ月半の時間がロスタイムとなってしまいます。

不合格の際はこのような事態になる事を覚悟しておかないといけません。

出願状況と試験本番

出願締切後に大学のホームページで状況をチェックしました。

例年でしたら娘の志望学部・学科はAOの応募者が多く倍率は2倍以上になるのが当たり前なのですが、今年は予想外の定員割れとなりました。

試験の選考方法が、この時点で“落とす”から“入学後にこの学生はどれだけやってくれる感じなのか?”に変わりました。

面接では自分アピールがますます重要になりました。

試験本番後に、どうだった?と感想を聞いたところ、

・小論文…現在進行形のある自治問題について、経験を踏まえて論文を書け、というものだった。
・面接…大学側3人と自分の4人で面接。
自分から志望理由を10分位で述べて、20分位の質疑応答、計30分の面接だった。
質疑応答の想定をだいぶやったが、同じような事は全く聞かれなかった。普段通りに機転の効いたとっさの応答が大事だった。
言葉にに詰まらず答えられた。

こういう感想を述べていました。

 

AO入試を終えて

今年は全国的にAO入試の募集・希望者が多いとの報道記事を新聞で見ましたが、そんな中、娘の受験した国立大学の学部・学科は定員割れし、受験資格の足切りギリギリの娘にはラッキーな結果となりました。

高校側は、AO入試は受験する回数が1回増えるという程度に捉えて、あくまでも一般入試を受験するという気構えで望んでください、と言っていました。

事実、12月上旬にはAO入試の結果が出て、高校から受験者の半分程度しか合格しなかったという報告を受けています。

AO受験の善し悪しを念頭に入れて、受験の選択をする事が大事なようです。

AO受験後、合格の神頼みばかりしていて、結果が発表になるまでの期間、全く受験勉強に手がつかない生徒も多々いるようです。

合否発表以降にモチベーションを上げるのは結構大変なようです。

AO入試で合格しても、年明けのセンター試験は受験必須なので(大学側は英語以外は任意と言っていますが)もうひと踏ん張りしないと行けないのですが、娘もモチベーション上げるのに手こずっている様子でした。

親は実際何もできませんが、入試後も見守り・声がけなどのサポートをする事も必要ですね。

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この記事を書いた人
鈴木ゆか(とれふる)

老後を気にしだしたアラフィフ。
ハケンで働くOLです。
シンプルで適量な生活を始めるために、アラフィフから老前整理をして自分の持ち物を減らして身軽に。
心配事や悩み事はアラフィフのうちに解決して、明るく楽しい老後を目指します!
入浴剤などバスグッズ好き。特にLUSH。
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