過疎地域・児童数減少傾向の公立小学校に制服は必要か?親目線で思った事

生活関連
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こんにちは、とれふるです。

我が家には子供が二人います。

私の住んでいる地域は過疎・少子化で中学校は2008年度から、2009年度から小学校が一校に統合されました。

これを機に、地域行政は小中一貫教育を本格的に始めました。

そこで降って沸いたのが『統合年度から小学校に制服を導入する』という話でした。

県内でも公立小学校での制服は例がありませんでした。

この試みは実現し、2009年度より県内第一号の公立小学校の制服導入校になりました。

制服導入して数年たちますが、公立小学校に制服は必要なのか?

いまだに疑問があります。

制服導入するか否か、当事者だった親目線の思った事を話します。

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公立小学校に制服を導入することになったきっかけは?

『一貫教育になるから』

『制服と私服の家計負担を比較した全国統計では被服費は制服の方が少ない』

『制服を着て連帯感と誇りを持って欲しい』

という理由で教育委員会が押し進めているが、教育委員会と児童の親との間で揉めに揉めました。

児童の親からは反対意見が多数あった

反対意見の多数が、制服購入の金銭的負担が大きくなるのでは?ということでした。

制服一式27000円。

制服導入で、どの学年の子供にも制服が必要になり、子供の人数分の費用が一度にかかるとなると、負担が大変ですよね。

伸び盛り・育ち盛り・汚し盛りの子供に一着では絶対足りないのです。

洗い替えにもう一着は絶対必要です。

うちの子達なんか成長著しいから、下手すれば毎学年毎に買い替えです。

そうなると、全額自己負担です。

制服だけじゃなく、学校指定のジャージ(値段高め)だってそれなりに買い揃えなければならないのです。

親の負担が大きくなるのは目に見えています。

教育委員会が提案したこと

反対者多数と踏んだのか、教育委員会は導入初年度の児童全員には役所から補助金を出してもらい、制服は無料支給すると通達がありました。

 

制服は常時着用ではなく、晴れの日のみ着用に

制服導入の是非を問うアンケートは2回行われました。

アンケートの項目に、『毎日着せる』『ハレの日(始業式・修業式・学芸会など)だけに着せる』などの項目がありました。

毎日着ないなら、制服いらないじゃん…

数回しか着ない晴れの日用なら、服の色指定をして、あとは自費で準備してもいいのでは?と思いました。

その方が、費用的に親には負担がかからないと思ったためです。

 

通常登校日は私服着用なら、敢えて制服を導入しなくてもいいのではないか?

平常登校が私服なら、制服があっても私服は今まで通り買うと思いますし、子供の被服費が節約になる訳ではありません。

子供は子供らしく…って、あるじゃないですか?

小学校のうちは伸び伸びやればいいんだし、子供に制服は必要ないと思うんです。

連帯感や誇りって、制服あるなしが関係するもんじゃないでしょう?

大金をかけて制服を導入することはないんじゃないでしょうか。

 

役所が制服無料支給のために負担する予算

役所が児童全員に制服準備する予算額が1100万円。

元を正せば私達が納めた税金です。

制服って、今までなくてやって来たんだし、なくてもいいものにこれだけ予算取る必要ないと思うのです。

これだけのお金が賄いきれるなら、教育関係でもっとすべき事があるはずではないのでしょうか。

不景気・リストラ…公的機関も会社も家計もムダはカットで節約に励んでいます。

どうも世の中の流れに逆行してる行政の考え。

金かけれはいい教育が出来る訳じゃないんです。

どういう方向に持って行きたいのか、行政の心意がイマイチ伝わってきませんでした。

 

小学校に制服導入が正式に決定

賛否を問うアンケートが実施され、制服を導入することに決まりました。

書面で各家庭への連絡はの前に、地元新聞の朝刊に記事か載っていて知りました。

情報は、学校のPTAよりも新聞の方が早いなんて…

私はアンケートには最後まで反対に丸をつけましたが、賛成・PTA執行部に一任という票が7割を超えたそうです。

二度程あったアンケートの内容には不満がありました。

どちらかに丸をつけるの選択制アンケートでしたが、設問が賛成前提の内容ばかりでした。

反対者の意見って、書く欄がなかったのです。

賛成可決される前提で物事が進んでいてなっとくできないなぁ…と思いました。

 

制服導入後の制服の運営管理状況

制服は、役所負担で購入しているので、私物ではなく貸与されていることになります。

では制服導入後、サイズが変わった・卒業する場合など、制服の管理はどのようにする事にしたでしょうか?

管理方法などは以下になっています。

制服は小さくなったらストック品の大きいサイズと交換して着用する

小学校の空き教室で制服を管理していました。

小さくなった制服は、それぞれが小学校に返却し、ストックしてある大きいサイズの制服に交換して着用するシステムにしました。

1年生から6年生までの、それぞれのサイズが揃っていて、サイズが合うものが必ずある状態になっていました。

うまい具合におさがり制服が循環するようになっていました。

 

母親委員会が制服を一括管理

制服の管理は、PTAの母親委員会が主になり管理していました。

在庫台帳や貸し出し台帳を作り、貸し出し状況を把握し、制服部屋の整理も行き届くようにしていました。

 

小学校に制服が導入されて10年経過して、率直な感想

制服導入が2009年からで、すでに10年が経過しました。

制服は我が地域の小学校には欠かせないものとなりました。

小学校が統合後、しばらくたって幼稚園と保育園が統合され、こども園として小学校に隣接されました。

そのこども園にも制服が導入され、小学校制服のミニ版…そのまま小さくした制服が準備されました。

ここ近年、小学校の卒業式の衣装に着物・袴の和装スタイルが流行りだし、徐々に定番化してきていることを知りました。

まるで成人式や大学卒業式並になっているんですね。

小学校卒業用に和装衣装を購入したりレンタルして準備する訳ですよね?

一方で、中学校に進学するために、新たに制服を準備しなければならない訳です。

親御さんは、費用が倍かかるわけですよね?

予算準備できない家庭は、子供が和装スタイルを着たい!と駄々をこねても着せてもらえない訳です。

和装と洋装の衣装が混在する卒業式…

親も子も、なんとなく複雑な感情が生まれそうです。

こんな状況になってくると、帰って制服があった方がいいじゃないか!と思えるようになりました。

どの子にも公平で、統一感で満たされます。

10年経ち、世の中の流れや流行が変化し、ようやく小学校の制服に賛成する気持ちになりました。

 

まとめ

公立小学校の制服の導入は、全然一般的ではなく、導入されているのは私立小学校や大都市の公立小学校に限られています。

我が地域の小学校の制服導入は、公費負担で家庭からの負担金はゼロ、子供達に制服を貸し出す形で、晴れの日のみの着用で運営されています。

過疎地域ゆえ、児童数が少ないので公費で賄えるのだと思います。

腫れの日の服装が決まっていて、準備されているのは、やはり準備は楽ですし、メリットはありました。

でも毎日着ないなら、ある必要はないな、という個人的な結論ですね。

今後、行政の方針が変わって、各家庭で制服代が全額負担…なんてことになったなら、やはり反対意見も出て廃止になるのかも、と思います。

 

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